日本共産党横浜市金沢区委員会・後援会

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見解・主張

北朝鮮非核化問題「アメリカは軍事的選択肢をとるな」

2017年5月11日

 今、トランプ大統領は、北朝鮮の核・ミサイル開発への対応として、「全ての選択肢がテーブルの上にある」とのべ、軍事力行使も選択肢とすることを表明し、カールビンソン空母打撃軍を朝鮮半島近海に派遣。韓国軍との合同演習を行うなど北朝鮮への軍事的圧力と威嚇を強めています。北朝鮮もさらなる挑発行為で応じており、極めて危険な状況が続いています。

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安倍首相はトランプ大統領の対応を支持するな

 重大なことは、安倍首相がトランプ政権の危険な対応を支持・歓迎していることです。
 日本共産党の志位和夫委員長は、安倍首相が、トランプ大統領との電話会談で、「全ての選択肢がテーブルの上にある」との大統領の発言を「力強い発言」と歓迎したこと、日本も「毅然と対応」するとまで発言し、日米の艦船の共同訓練も行なったことは、きわめて重大である。それは、「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とした日本国憲法にてらして許されないと批判しました。

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経済制裁と外交的に解決すべき

 米国のカーター前国防長官は米ABCテレビのインタビューで、「米国が北朝鮮を先制攻撃すれば、北朝鮮は韓国を攻撃するだろう。
 その戦争は、朝鮮戦争以来、見たこともないきわめて破壊的なものになるだろう」と強く警告しています。
 言うまでもなく、それは韓国だけでなく、日本を巻き込んで深刻な武力紛争に発展し、おびただしい犠牲が出ることは避けられません。
 米国は、国際社会と協調して、経済制裁の厳格な実施・強化を行いながら、北朝鮮との外交交渉に踏み切り、外交交渉のなかで北朝鮮の核・ミサイル開発の手を縛り、それを放棄させるという選択肢こそとるべきです。
 安倍政権のやるべきことは、国民の生命・安全を守るため、米国に軍事的 選択をとるな、と要求することです。同時に外交的解決の立場に立つよう強く働きかけることです。

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