絵で綴る私の植物誌
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第210回「サネカズラ(もくれん科)」
男蔓とも言う。12月頃この辺の山道を歩くと良く見かける。12月10日の後援会主催天園ハイキングの時も頂上のタブの木に絡まっているのを見付けた。この絵は、妻と2日の午後、近くに出来た朝比奈北市民の森を散策...
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第209回「ピラカンサ(ばら科)」
子どもの頃、家の近くにこの木の垣根があり、秋になるとミカンに似た小さな赤い実をビッシリ付けているのを見て綺麗だ!と感心したことがある。そんな経験があってか?六浦に越した時、風呂場の目隠し用にこの...
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第208回「キク(きく科)」
宮城県に住む次男が肝臓癌にかかってしまったので9月10日、家族で長男の運転で見舞いに行った。大腸癌から肝臓に転移し「余命2年」と医師に宣告されたと言う。本人は勿論、家族も一時は大分落ち込んだ様だが...
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第207回「ヒラナス(なす科)」
これは何と珍しい!夏は毎年庭でキュウリやナスを植えて野菜作りを楽しむ。今年もナスを2本植えて見たらその1本にナスと一緒にこんな形・色のナスがなったのだ。ミニカボチャの様な形、トマトの様な色。最初...
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第206回「ツルバキヤ(ゆり科?)」
この花も、私は初めて見る。しかも1度咲き出して終わったかと思えば再び花芽が出てきて咲いて見せてくれる。それを7月のはじめ頃から8月半ばまで数回繰り返していた。 私の古い図鑑には出ていないが、チリ...
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第205回「ヤマアジサイ(ゆきのした科)」
この花も、前のお宅のKさんから、頂いた。前回の「春咲秋明菊」が余り上手く描けなかったので続けて描いて見た。今回は縁取りを弱めて見たらこの方が自然の感じが良く出たと思う。山アジサイにも色々あるそう...
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第204回「キングサリ(まめ科)」
5月11日、読者のHさんが、自宅の庭に見事に咲いたこの花を惜しげもなく一枝切って下さる。感謝の気持ちを込めてすぐ描いて見た。残念ながらこの美しい花の感じが表せない。ひと房の花の長さ50㎝近くもあり、...
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第203回「春咲シュウメイギク(きんぽうげ科)」
5月下旬、読者で前のお宅のKさんから、この花を頂いたので早速描いて見た。残念ながらこの楚々とし花の美しさを表現できなかった。縁取りが強すぎたからだろう? 図鑑で調べたが私の古い図鑑には出ていない...
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第202回「キケマン(けし科)」
4月20日、剣崎まで磯釣りに行った。この時期はタナゴが良く釣れるからだ。この日も1時間半で10尾も釣れた。意気揚々として帰る時、草はらにこの花があちこちで満開。三浦の海辺にはこの花が良く見られるのだ。...
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第201回「ニワザクラ(ばら科―サクラ属)」
春分の日、グリーンファームへ行って5種類の花を買った。その一つがこのニワザクラ。私の古い図鑑には「ニワザクラ」では出て来ない。ユスラウメの仲間のニワウメの八重だ。よく民家の庭でも見かける花だ。 ...