林市長は、カジノ解禁法の成立を受け、「税収確保に有効」とカジノを積極的に誘致するとしています。カジノは刑法186条で禁止されている賭博場です。
最高裁判決でも、賭博は国民をなまけ者の浪費家にし、賭博に使うお金を得るために暴行や窃盗などの犯罪を引き起こし、モラルを乱す結果となるとしています。
アメリカのアトランティック・シティでは、カジノ(IR施設)ができてから市内のホテルやレストランがつぶれ、空き店舗や空き地が増えたといいます。
仮に、山下ふ頭にIRができたとしたら、周囲の関内や中華街、元町などは賑わうどころか、IRに客を奪われてしまう可能性が大いに懸念されます。
国民成人の4.8%、536万人がギャンブル依存症であるといわれています。さらに依存症患者が増えるのは明らかです。
山下ふ頭の再整備に130億円を計上、MM21からふ頭に通じる海底トンネルも建設しようとしています。横浜にカジノは要らない。ほしいのは、中学校給食や学童保育など子育て予算です。これが多くの横浜市民の声です。