昨年12月13日夜、米海兵隊MV22オスプレイが沖縄県名護市沿岸に墜落しました。 原因究明もないまま、6日後には飛行が再開、さらに空中給油訓練を再開しています。
オスプレイは、開発が始まった1990年ごろから今回の事故を含め9件の墜落、4件の損壊事故を起こしており、少なくとも40名死亡、28名が負傷しています(2015年5月19日沖縄タイムス)。
オスプレイは、離着陸モードから飛行モードへの転換で機体の揚力の低下とアンバランスが大きく制御が難しい。離着陸時、エンジンブラスト(排気)で砂や石など巻き上げ、それらの異物をエンジンが吸い込み、エンジン破壊。オートローテーション機能が働かない。など構造的欠陥があり、欠陥を“ゼロ”にするには、飛行停止しかありません。
米軍は、横田基地への配備増強、低空飛行訓練も全国に拡大し、自衛隊木更津基地での整備では、首都圏上空を飛ぶことになります。飛行停止と配備撤回が喫緊の課題です。