壊すな自然、高江の森にはオスプレイ不要
10月30日、金沢9条の会主催の「沖縄米軍基地問題を知る」学習会がありました。
辺野古や高江の闘いのビデオの視聴や高江の集会に参加した方の機動隊の暴力的な弾圧の生々しい実態の報告などがありました。
1945年沖縄戦18万8千人の戦死者、1947年昭和天皇「米軍が沖縄に50年駐留することを希望」発言の影響や返還前の米国統治下の実態を再認識しました。戦後約71年を経た現在もなお、国土面積のわずか0.6%に過ぎない狭い沖縄県に、在日米軍基地専用施設が面積にして約74%も存在する、まさに異常です。
沖縄県知事選、総選挙など大きな選挙で「新基地はつくらせない」という民意は一度も負けたことがない。 安倍政権は、沖縄の米軍北部訓練場の部分返還を口実にオスプレイパッド(着陸帯)「年内完成」目指し、建設を強行しています。学習会参加者から「土人・シナ人」と罵倒した機動隊員の人権意識に怒りが沸き上がりました。
安倍首相が繰り返す「沖縄の基地負担軽減」に必要なのは、建設の中止と無条件返還をアメリカに求めることです。