ジェンダーギャップ指数が発表された。男女平等の度合いを示すものだ。日本は調査対象144ヵ国のうち114位。前年より3つも順位を落とし過去最低である。
安倍首相はしきりに女性の活躍と言っているが果たして実際はどうだろうか。日本は海外に比べると女性の政治への参加が遅れている。議員、閣僚の少なさを見ても明らかである。男女の収入格差も大きいしいろいろな面で男女差別が残されている。安倍政権は女性差別をどうとらえているのだろうか。
安倍首相のアタマの中には自らの戦略のために女性を利用することしかないのだろうか。女性の活躍をうたうならば本当の男女平等を貫き、女性が働きやすい職場と賃金の向上を願う。保育所の整備や家事、介護の保障を願う。女性が尊重される社会を願う。
女性が輝ける社会が実現したならばあらゆる面で素晴らしい社会になると思う。安倍政権には絶対に実現できないことを私は日本共産党に期待する。