「世界から貧困・紛争をなくすために学びたい」と筑波大学に入学しました。ニューヨーク州立大学への留学から帰国後、9.11同時多発テロ事件、そしてイラク戦争が始まりました。「戦争で殺されるのは一般市民。絶対に許せない」とイラク戦争反対運動に飛び込みました。
大学卒業後は、IT企業のシステムエンジニアとして働き始めました。職場は、長時間過密労働で休みも取れない忙しさでした。夢を持った同僚が倒れる姿に怒りを燃やし、労働実態調査や青年との対話活動に取り組みました。
「まじめに働いたら普通に暮らしていける社会にしていきたい、サービス残業・長時間過密労働、ブラック企業等を規制し、人間らしく働けるルールづくりに力を尽くします」と語ります。
≪プロフィール≫
1980年横浜生まれ。筑波大学国際総合学類卒。NY州立大学交換留学、仏語学留学。アフガン、ケニア、カンボジアNPO。SE、国際輸送業に携わる。NYでの原爆展開催、原水爆禁止世界大会への参加、災害ボランティア、雇用問題で厚労省や県へ交渉などを経験。家族は夫と長男・長女。