花の色がピンク色で珊瑚花と名付いた。ブラジル原産で江戸末期に渡来。背丈はせいぜい50㎝位だが小低木。草ではない。6月頃から咲きだす夏の花。私は20数年前に手に入れ鉢植えで育てているが、幸い枯れずに今年も見事に花を咲かせてくれた。以前取上げた「タイマツバナ」に花の形が似ているが、タイマツバナはゴマノハグサ科で、花は真っ赤だ。キツネノマゴとは変わった名だが、日本に自生している「キツネノマゴ」という草があり、その花序の形で名付いたそうだ。