現在、横浜の中学校で使っている郁鵬社の社会科(歴史・公民)教科書は、日本の侵略戦争を美化し日本国憲法の改正をめざすものです。この教科書を使わせないと5月28日大集会が関内ホールで大集会が開催され700人が集まりました。
バイオリンとピアノの演奏の後、九条の会事務局長の小森陽一さんの講演が行われ、今国会で審議中の「戦争法案」の本質、政権の九条に対する解釈の変遷と自衛隊の海外派兵の動き、さらに憲法改正をめざす教科書づくりなどわかりやすく話されました。最後に「九条の会」をはじめとした草の根運動で安倍政権と対決し、今年8月の教科書採択では「郁鵬社の教科書を採択させない」運動を強めようと力強いよびかけがありました。
主催者「横浜教科書採択連絡会」から署名をいっそう広めること、各区の図書館で展示されている教科書を見て教育委員会に意見を出そう、と訴えがありました。