30日投開票で行われた横浜市長選挙で「新市長とワクワクする横浜をつくる会」が擁立し、政党では日本共産党と自由党が自主的支援をし、民進党の一部が応援した伊藤ひろたか候補が257,665票得票率22.8%を獲得して健闘しましたが当選には至りませんでした。
伊藤ひろたか候補に支持を寄せられたみなさん、猛暑の中ご支援いただいた後援会員のみなさんに心から感謝申し上げます。
当選したのは現職の林候補ですが、自民、公明に加えて労働組合の連合の推薦を受け、自主投票の民進党の一部も応援する布陣をとったのにも関わらず、前回選挙から得票数で96245票、得票率で28.73%減らしました。
カジノ誘致反対、中学校給食実現は多数 林・新市長に民意尊重を要求
選挙戦では、カジノ誘致と中学校給食実現が大きな争点としてたたかわれましたが、共同通信の出口調査でもカジノ誘致反対は61.5%、中学校給食を実施すべきは64.4%といずれも多数をしめました。カジノ誘致反対、中学校給食実現を訴えた伊藤候補の政策論戦が、こうした民意を作り出しました。林氏は、この2つの争点を隠し通しました。林・新市長がこうした民意を尊重して、今後の市政運営にあたることを強く求めます。
市民と野党共闘の前進へ大きな一歩
今度の選挙では、初めて市民と野党が共同による選挙戦となりました。初めての経験であり、難しさもありましたが、日本共産党は共同候補の勝利のため誠実に対応し力を尽くしました。そしてたたかう中で市民や他の野党との相互の信頼関係も少しずつ深まったことは、今後の野党共闘の前進の大きな一歩となりました。引き続き公約実現に向けて頑張ります。